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武田 全康
放射線と産業, (142), p.34 - 37, 2017/06
日本原子力研究開発機構(原子力機構)から量子ビーム応用研究の一部と核融合研究の業務を分離し、放射線医学総合研究所に移管統合することで発足した量子科学技術研究開発機構(量研機構)が動き出して約1年が過ぎた。本稿では量研機構に移管されずに原子力機構に残った量子ビーム応用研究の現状を紹介する。
武田 全康; 松林 政仁
日本原子力学会誌ATOMO, 58(6), p.371 - 375, 2016/06
国内において東日本大震災後、研究用原子炉が長期にわたり停止する中、軽水炉に引き続き、研究用原子炉の新規制基準対応審査も進展を見せ、ようやく国内での研究用原子炉の再稼働が視野に入ってきた。本解説では、日本原子力研究開発機構が所有する定常中性子源である研究用原子炉JRR-3で行われてきた中性子ビーム利用研究に焦点をあて、その概要とこれまでの利用実績を紹介する。次に大強度パルス中性子源であるJ-PARCの本格的な稼働による国内有数の研究用原子炉としてのJRR-3の位置づけの変化を踏まえた上で、JRR-3が再稼働した後の中性子ビーム利用研究の方向性を議論する。
研究評価委員会
JAERI-Review 2002-026, 84 Pages, 2002/11
研究評価委員会は、原研における研究開発評価の基本指針等に基づき、物質科学研究専門部会を設置し、東海研物質科学研究部が実施する研究開発課題について、平成15年度からの5ヶ年の計画の事前評価を実施した。同専門部会は、8名の外部専門家で構成された。同専門部会は、平成14年4月から平成14年8月にかけて、当該部門の研究評価活動を実施した。評価は、事前に提出された評価用資料及び専門部会会合(平成14年6月5日開催)における被評価者の説明に基づき、研究評価委員会によって定められた評価項目,評価の視点,評価の基準に従って行われた。同専門部会が取りまとめた評価結果報告書は、研究評価委員会に提出され、平成14年8月5日に審議され、研究評価委員会は、この評価結果を妥当と判断し、承認した。
岩本 昭; 吉田 忠; 竹内 末広
JAERI-Conf 2001-014, 174 Pages, 2001/11
世界有数の静電型加速器として活躍を続ける原研タンデム加速器は、原研のみならず多くの大学等との協力・共同研究により使用され、多くの成果を出している。一昨年の研究会に続き開催し、分野の違った研究者により研究発表を行うとともに、ポスターによる発表を行い、新たな研究活動の萌芽を目指したものである。研究会は7つのセッションに分け発表を行うとともに、ポスターにより詳細な論議を展開できた。
桜井 淳; 植木 紘太郎*; 内藤 俶孝*
日本原子力学会誌, 42(2), p.114 - 115, 2000/02
日本原子力学会会員のために、日本におけるモンテカルロ計算の現状を紹介する。モンテカルロ計算の拡大をめざし、学会研究専門委員会では、モンテカルロ計算夏季セミナーの開催準備中である。連続エネルギーモンテカルロコードMCNPやMVPをパソコンで利用できるようにする方針である。今後、モンテカルロ計算を積極的に促進する必要がある研究分野として、宇宙ステーションでの被曝評価、中性子や放射光を利用した物質科学研究が挙げられるが、10年以内にこれらの分野のモンテカルロシミュレーションを高精度で実現する方針である。
岩本 昭; 吉田 忠; 竹内 末広
JAERI-Conf 99-013, p.234 - 0, 2000/01
昭和57年に設置された原研タンデム加速器は、原研のみならず多くの大学、国立研究機関に協力研究等により利用されてきた。平成5年にはタンデムブースターが完成し、豊富なイオン種とともに、重イオンを利用した研究が多くの成果を上げてきた。平成10年度から組織変更に伴い、物質科学研究部に配属されたことを機に、原子核と固体物性関連研究を含めた合同研究会を開催することとした。この研究会を通し、両分野の研究の新展開を図るとともに、新分野の研究立ち上げのきっかけを作れればと期待している。本研究会は、6つのテーマに沿った発表を2日間に渡り開催し、同時にポスターによる詳細な議論をするべく、水戸の会場を借り実施し、延べ180名の参加を得た研究会の報告集である。
山田 安定*; 渡辺 昇*; 新村 信雄; 森井 幸生; 片野 進; 相澤 一也; 鈴木 淳市; 小泉 智; 長壁 豊隆; 勅使河原 誠*; et al.
Physica B; Condensed Matter, 241-243, p.42 - 45, 1998/00
被引用回数:4 パーセンタイル:33.02(Physics, Condensed Matter)原研は、従来、研究用原子炉を中心として研究を行って来た東海研究所の新しい将来を拓く目的で「中性子科学研究センター構想」を提案している。この研究センターは「大強度陽子加速器を中心とする多目的研究施設」として特徴づけられる。この計画の第1の柱は自然科学の基礎分野の発展を図ることで、この中には、中性子散乱による物質科学、材料科学、生命科学の研究の他中性子核物理学等が含まれる。第2の柱は、高レベル廃棄物の処理に関連して加速器駆動長寿命核種消滅処理技術を開発することである。6~8MWの陽子加速器を用い、このうち約5MWが中性子散乱施設に供給される。
山田 安定*; 渡辺 昇*; 新村 信雄*; 森井 幸生; 片野 進; 相澤 一也; 鈴木 淳市; 小泉 智; 長壁 豊隆
JAERI-Review 96-019, 43 Pages, 1997/01
日本原子力研究所では、従来研究用原子炉を中心として研究を行ってきた東海研究所の新しい将来を拓く目的で「中性子科学研究センター構想」を打ち出している。この小冊子は新しい施設での中性子散乱実験により進展すると期待される科学の諸分野をサーベイする作業を行った成果をまとめたものである。
向山 武彦
第29回炉物理夏期セミナーテキスト, p.147 - 164, 1997/00
原研の中性子科学研究計画について紹介する。内容は、次のとおりである。1.はじめに、2.計画の目標、3.センター施設構想、4.陽子加速器基本構想、5.核破砕ターゲット、6.加速器駆動消滅処理、7.技術開発の現状、8.まとめ。
武田 全康
no journal, ,
日本原子力研究開発機構(JAEA)から量子科学技術研究開発機構(QST)への量子ビーム応用研究の一部業務分離・移管後に、主として中性子と放射光を利用した物質科学研究の推進を目的としてJAEAに発足した物質科学研究センター(MSRC: Materials Sciences Research Center)の概要を説明するとともに、そこで行われている物質科学研究の中から特に物性研究のトピックスを取り上げ、今後の展望を含めた現状を報告する。
大原 高志
no journal, ,
MLFのBL18に設置された単結晶中性子回折計「SENJU」は、低温や磁場環境中といった様々な特殊環境において、1mm角未満の微小単結晶の中性子回折測定を可能とすることを目的とした装置である。本発表では、SENJUのコンセプトから開発、更にSENJUを活用した物質科学研究について、総説という形で紹介する。